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祝福されたトラウトロッド

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平成28年3月26日。
今朝も早暁から兄と日高川に向かった。
今回は源流方面へと向かった。

昨年も来たことのある上流部で、期待の持てる場所だった。
朝はかなり寒く、山越えをして入川ポイントに車を停めて、着替えだした時から、今シーズン一番の寒さを感じていた。
よく晴れそうな雲の無い空だった。

川に降りて、エサ釣りの兄とルアー釣りの私で交互に先行して進むこととした。

今回は前回釣行からの反省も踏まえ、ニューロッド、天龍の「レイズスペクトラ RZS53LML」を用意していた。
流石、天龍トラウトルアーロッドのフラッグシップモデルらしく、非常に使いやすい。もう少し固めかと思っていたが、いい塩梅に溜めを作ることのできる絶妙なバランスのロッドだった。
ブランクは細身で、軽く、またガイドはトルザイトであるため、振った時に不要な重みがまるでない。他にもトルザイトガイドのシマノのロッドを持っているが、それと比べても圧倒的に軽快である。長さも違うので、単純にどうだとは言えないが、スペクトラはかなりテストされて作り込まれたロッドだと感じた。
本当は同シリーズの51LLが欲しかったのだが、どこも完売で手に入らず、仕方なくこちらにした。結果として、それが良かったのかもしれない。(日高川で使うには強すぎると思っていたが、キャストに関しては私の投げ方に合っていた。渓流ルアーでは使うルアーの重さに合わせてロッドを選択するのが正しいようだ。釣り味を楽しむために柔らかいロッドを選んできたが、渓流ルアーではキャストこそが至上だと納得した。)
ただ、届いた製品のリールシートの花梨の木目が汚なくて、そこだけが不満だった。
リールシートのデザイン自体は、細く絞り込んだ加工がされており、私には非常に握り易かった。最近使っていたシマノのカーディフNXが厚ぼったく、滑り気味だったのと対象的だった。(同社のトラウトワンという、更に廉価なロッドに付いている樹脂製のリールシートの形状が良かっただけに、何故同じように出来なかったのだろうかと思うが、案外コストのかかる工程なのかもしれない。)

午前9時頃から釣りを始めたが、兄にも私にもバイトがなかった。チェイスは時折あるのだが、追いが弱くバイトに至らない。

1時間後、兄の竿に15センチ程のアマゴが掛かった。
それにしても渋い。
午前10時を廻り、気温も上がっているはずなのに、こうも反応が無いのは、先行者がいたのかもしれない。
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私達はこの川の一般的な入川ポイントから始めたが、ショートカットして、途中から入っている釣り人がいた可能性が高い。来る途中、上流側の道端に車が1台停まっていた。そこから川までは50メートル以上は崖を下らなくてはならないが、ベテランなら降りて行けそうな所だった。

2回ほどバイトがあったが、喰い込みが浅くフッキングに至らなかった。
それでも上流に行くほど、魚の反応が悪くなっているようではあった。
今回ボウズだと、3回連続なので何とかしたいと思って釣り続けるが、決まるキャストに反して、魚の反応がほとんど見られない状況は変わらない。

正午頃、支流との分岐で兄がそろそろ帰ろうか、と言ったが、もう少し釣ろうと粘って支流の堰堤下を狙ってみた。

3投目だった。
堰堤直下でリッジ45Sを押さえるようなあたりがあった。
重味はあったが、結構アッサリと、見慣れないサイズの魚が上がってきた。
人生最大の泣き尺アマゴだった。(メジャーが無かったのでハッキリしないが、今までで一番大きいのは間違いない。)
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痩せてはいるが、体長はかなりあった。放流ニジマスを彷彿させるような体色だったが、その顔には野生で生きてきた厳しさがあった。
兄に見せると、この魚で今回釣行の締めにしようと言った。
私も満足していたので、アマゴを流れに戻して、川を下って退渓した。

厳しい釣りだったが、最後に大物に出会うことが出来た。
今回の新しいロッドは幸運をもたらす相性のよい相棒なのかもしれない。

<今回のタックル>
ロッド:天龍 レイズスペクトラ 53LML
リール:ダイワ プレッソ2025H
ライン:サンヨーナイロン GTーRトラウトエディション 4lb
ルアー:ジップベイツ リッジ45S
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因みに私が初めてその竿を使う時(竿おろし)は、まず本命が釣れないということが多い。また、希に本命が釣れても小物である。
今まで色んな種類の竿を百本ほど買ってきたが、最初の1匹目が記録魚だったのは人生初であった。
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by rororon3rd | 2016-03-26 20:33 | トラウト釣行(紀伊半島) | Comments(4)
Commented by yaskhoo at 2016-03-27 13:49
泣き尺ですか。いいですね・・・相変わらずタックルを買いまくっていますねwww
私は花粉を恐れて家のなかでハーディのリールの塗装をはがしていました。もう二週間もすれば花粉はなくなります。(ランニングとバイクトレーニングもしないとww)
渓流が恋しいです。泣き尺が釣りたいものです。
Commented by rororon3rd at 2016-03-27 21:44
ヤスコウさん、こんばんわ。
ブログみましたよ。塗装を剥がしたあとは何かコーティングするんですよね。ウレタン系のコートをかけることをお薦めします。
今年は渓流の動きが速い気がします。
今釣らないと!
神流川が良さそうなので、試してみてください。
では、また。
Commented by ペンペン at 2016-04-24 01:10
はじめまして、兵庫県のペンペンと申します。渓流ミノーイングの好きなおっさんです。テンリュウレイズスペクトラお使いなんですね。ぼくは、51LLを予約して購入しました。とても気にいって使っています。以外としなやかな調子なんです。日高川のアマゴいいですね。僕は、なかなか更新しませんが、ペンペン外遊びっいうブログやってます。また のぞかせていただきます。
Commented by rororon3rd at 2016-04-24 12:32
ペンペンさん、こんにちは。
私も51LLが欲しかったのですが、ネットで売っているところがなかったので、53LMLを買ってしまいました。満足はしているのですが、やはり51も欲しいのでその内買いたいと思います。
渓流ルアーは持ち物が少なくて良いのですが、竿だけはこれだけでいいというようなことにはなりませんね。
山陰側の川にはイワナとヤマメがいるので、今年も一回くらいは釣りに行きたいと思っています。
これからも楽しい釣りを!


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