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朱鞠内湖のにわか雨(北海道逃避釣行7)

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平成30年6月23日(土)。
この日が釣りの最終日であった。
朱鞠内湖のレイクハウスに泊まり、午前4時に渡船で北大島へ行った。
秋に渡船をした時は真っ暗であったが、今はまさに太陽が顔を出したところであった。

思ったより晴れ間の多い、清々しい朝だったが、朝焼けが綺麗すぎたので、ダイバーの人は天気が崩れると言っていた。
この時点で何故か、私はジャケットを忘れていた。用意していたのにあまり寒くなかったので、シャツだけ着て渡船に乗ってしまった。

北大島までは10分程で到着する。
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乗客はルアーマン二人組と私達だけであった。
先に我々が降りた。船頭の兄ちゃんが東側がいいと教えてくれたので、そちらに移動してそれぞれ準備を開始した。
鉄人の人はこのポイントで過去に80センチクラスのイトウを釣ったことがあるとのこと。

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北限の川でも散々キャストしたテレスコピックのシーバスロッドを使った。
これにチヌーク14グラムでやっていると、あたりがあった。再度キャストし直すと、次はバイトしてきた。深いところで喰ったので竿が大きく曲がった。
ただ、リーリングの感じから言ってそれほど大きくないようだった。
魚をあと3メートルまで寄せると、型は30センチほどだった。しかし、少し魚が暴れると簡単にフックが抜けた。
その後も三度ほどバイトがあったが、ことごとくフッキングしなかった。
バカなことに後でフックポイントを確認するとかなり鈍っていた。これでは針掛かりする訳がない。
自分の迂闊さを呪ったが後の祭だった。
その後、針を鋭いものに交換したが、時合は終わっていた。

その横でダイバーの人が40センチのイトウと尺のアメマスを釣り上げた。
今回も彼のターンのようだ。

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朝の時合が終わると反応のない時間が続いた。
雲が多いものの雨は降らずに、時折強い風が吹く程度だった。
午前9時頃に朝飯を食べ終えると完全にマッタリモードになってしまった。
私と鉄人の人は回遊待ちで同じ所でずっと粘っていた。

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一方、色んな場所をランガンしたダイバーの人はさらに60センチのアメマスを含む合計4匹を釣り上げていた。
私はちっちゃいアメマスとウグイを釣っただけだった。
この湖は回遊待ちをするより、積極的に場所を変えつつ探った方が良いらしい。

今日は午後8時までに千歳市内へレンタカーを返す必要があったので、正午に渡船が迎えに来ることになっていた。
荷物を片づけ、渡船の到着を待っている時、それまで小康状態を保っていた空から雨粒が落ちてきた。撥水加工が効くような量ではなく本降りのような大粒の雨で、直ぐに肩の辺りが冷たくなってきた。
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ジャケットを忘れた私は、仕方なくレジャーシートを体に巻き付けてしのいだ。
半時間後に迎えの船が来た。
その後、宿で清算をして車で近くの町まで行って、そばを食って皆とは別れた。

最後の釣りも微妙な感じだったが、広い湖で思いっきりキャストするのは楽しい。
しかし、課題は解決出来なかったので、また直ぐにでも北海道に戻ってきたい気分だった。
でも、楽しかった逃避も今日で終わりである。
楽しい時間は短く、またすぐに朧気な記憶に変わってしまう。
来週からも厳しい現実に立ち向かわなければならない。


〈今回のタックル〉
ロッド:ダイワ ラテオ100ML
リール:シマノ ツインパワーC3000XG
ライン:PE1.5号
リーダー:フロロ3号
ルアー:ダイワ チヌーク21、17、14グラム他

ロッド:天龍 レイズ78LML
リール:ダイワ セルテート2506
ライン:PE1号
リーダー:フロロ2号
ルアー:ダイワ クルセイダー5グラム
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北海道逃避釣行 完



by rororon3rd | 2018-06-23 18:51 | トラウト釣行(北海道) | Comments(1)
Commented at 2018-07-04 10:19
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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