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ドライフライと雷鳴(北海道毛鉤釣り2)

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釣行2日目。
午前8時に上流の橋の右岸から川に降りた。
今回履いているリトルプレゼンツの靴は、フェルト面にスパイクを打っていないので、土の斜面が怖い。あっという間に滑ってしまう。渚滑川では滑りたくない。洒落ではなく、至る所で岩が川底にあり、2年前にコケた時も、コケ方のわりに治るまで3か月ほどかかる捻挫を負ってしまった。
慎重に熊笹に掴まりながら川底に降りた。
川でロッドを組み立てて、フライは10番のエルクヘア・カディスを結んだ。また、カディスなのだが、時間が無くて、これしか準備出来なかったのだ。デッカイビートルとかもあれば良かったのだが・・・。

降りたその場で流し始めると、5投ほどで小さなニジマスが釣れた。型は北海道とは思えないが、取り敢えずボウズは逃れたのでホッとした。
しかし、このパターンは後が続かないぞ、と思っていると本当に続かない。続く過去に実績のある淵からは反応が無かった。
小魚もいないはずはないのだが、ドライフライには出なかった。

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しばらく遡行を続け、一匹テンカラ的な釣りで釣った後は、無反応になった。そこでドライは止めてウェットフライを結んた。
少し重りを巻いたフライだったが、ウェットフライの釣り方が分からない。いや、渇水で流れが無くて、有効に探れなかった。
小一時間やってみたが、私には無理だ、と諦めて再びエルクヘア・カディスに戻した。

途中、雨が強くなり暫く雨宿りしたりしていたが、どうも今日はこのまま雨になるようだった。
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わずかに遠くで雷鳴が鳴っており、黒い雲は南の方からずっと続いていた。
それほど長く釣りは続けられない、と思ったので、さらに急いで釣りを続けた。
淵のある場所を次々と撃っていくが、なかなか魚の反応がない。あっても1回きり小魚の反応があるだけで、反応が続かない。

かなり釣り上がった所で、コンクリートブロックが入ったカーブになってるポイントに着いた。ここは前から魚が多い所だった。大きい魚は釣ったことがないが、小さな魚は居そうな感じがした。
流れに近い所に立ち込み、遠投してドライフライを浮かべると反応があった。
意外なことにここではイワナとニジマス、それぞれ2匹づつ釣れた。流れの緩いところには蝦夷イワナ、流れの中にはニジマスが入っていた。
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このまま更にたくさん釣れるかと思って上がっていったが、やはりその淵を過ぎると魚の反応が薄くなった。

過去に釣ったことのある淵を次々と狙って行くが、そこで反応があるのは小さな魚ばかりで、それも一回きりというパターンが続いた。

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退渓場所に近い所まで来て、そろそろこの辺りで釣らないとまずいな、と思った頃、ドライフライが流れの中央で消えた。大きな魚が反転するのが見えた。
今回唯一の大物で推定40センチクラスの申し分のないニジマスだった。
竿が弓なりに曲がり最高にテンションがあがったが、あろうことか私は全くラインを出さずに、指でフルロックして、やり取りしてしまった。
まだまだ力を残していたニジマスがスリットの底に突進しつつ、上流に走った時に、チモトから3Xのハリスが切れた。
これまでの最大の魚であった。思わず口から自分を罵倒する言葉が出た。
魚とのやり取りを後悔したが、後悔先に立たずである。
もっと調整しながら糸を出してれば、獲れたはずの魚だった。 日頃、小さい魚ばかりフライで釣っていたので、大きい魚の引きにアジャスト出来なかった。

その後も淵を中心に釣り上がるが、小魚の反応があっただけで、魚自体をキャッチすることはなかった。
やがて西の方から大きな黒雲が近づいてきて、雷の音が大きくなってきた。
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時刻は午後1時、天気予報でも午後は雨になっていたので、もう、無理かな、と思った。
そのまま前日の入渓地点から退渓して、車まで半時間ほどかけて戻った。

車に戻って服を着替えて一休みしていると、車の外は雷と大雨になった。その後も雨の止み間はあるものの雲はずっと流れ続け、雨は一日中降り続きそうだった。
今日の釣りは諦めて宿に戻った。
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午後3時、宿で風呂に入って部屋に戻ると眠くなってきた。

窓の外では稲妻が光り、大雨が降っていた。いつの間にか寝入っていた。
夜になっても雷は止まず、ずっと大粒の雨が降り続いていた。


<今回のタックル>
ロッド:シマノ ライムストーン 8085
リール:セージ 
ライン:SA スープラ WF5ーF
リーダー:ティムコ アクロン 3Xー12f
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by rororon3rd | 2021-09-18 18:22 | トラウト釣行(北海道) | Comments(0)


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