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渚滑川は教える(北海道放浪釣り7)

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6月中旬。
渚滑川は増水していた。
C&R区間の上流の橋から入ったが水量が多く、遡行は苦労した。
また、魚の反応が悪い。ドライフライにピクリともしない。ウェットフライに変更しなければ、ならないのか?、と自問するが、面倒との思いで実行に移せない。
川面に流れるフライを凝視する時間が続く。

流れを横切ることは出来ず、ひたすら右岸を進んだ。
去年の秋にいい魚が出た落ち込みも無反応だ。
天気だけは良くて、汗が滲む。
誰もいない川原で天を仰ぐ。
魚影もほとんど見えないため、近年にないタフコンディションとなった。
十勝で爆釣に慣らされていたので、余計ハードに感じた。まさに天国と地獄である。
バイトが欲しい、バイトをくれ〜、と中毒患者のように川原を彷徨う。

がけ崩れしていて、昨年は横倒しの木の上を通って、流れを横切った場所でも右岸を回り込む。
流石にここまで上がれば反応あるだろうと思っていたら、20センチほどのニジマスがやっと出た。
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魚はいる。ドライフライじゃない感じだが、ウェットフライに切り換えるのが面倒で、ドライフライのままやり続けた。

小さな反応が偶に出るが、フッキングに至らない。
また、しばらく川を遡って、昨年40センチをキャッチした大場所まで来た。
流れの幅が3倍に広がっていた。
昨年の再来を熱望したが、出たのは30センチ弱のニジマスだった。
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ただ、釣れたのは嬉しかった。また、今の渚滑川で自分の限界を明確に感じた。

全く魚が見えていない。
このままだと、まぐれキャッチしか出来ないのは明らかだった。
半時間後、川から出た。またもやとんでもない熊笹をかき分けて、牧草地に這い出ることになった。

その後移動して、さらに上流の橋の上を1時間やったが無反応であった。
ここも水が多く、自由な移動が出来なかった。

翌日。
宿で朝飯を食べて、午前10時頃町中の橋の上に入った。
駐車場には既に4台停まっていた。下流の橋々にも各3台は停まっていたので、我慢するしかない。
他のポイントに行っても昨日のように水が多くて、何処まで探れるか分からない。

入川道を降りていくと、その場に二人の老フライマンがいた。
上流を釣ってよいか確認すると、快く承諾してくれた。
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水の多い岩盤の上を左岸側のスリットに近付いてキャストする。
流れが速すぎてドライフライに向かない。
他のフライマンはルースニングをしていたが、やはり面倒なのでドライフライで通す。

途中からすぐ後を付いてくる奴がいて、それが50メートルほどしか開けずに、ずっと付いてくる。
頭飛ばしはしていないが、かなり不快である。

気もそぞろに釣り続けて、2時間後25センチのニジマスがドライフライにやっと喰い付いた。
魚はいるが、やはりかなりスレていて水面になかなか出ないようだ。

疲れたので後ろのストーカーに先を譲って、来た路を戻り、下流の支流に入ろうとしたが、支流の吐き出しが激しくて渡渉を諦めた。
仕方なく出合いでフライを流していると沈んだエルクヘアカディスに30センチ弱のニジマスが喰ってきた。
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時刻は午後2時を過ぎていた。
渋い状況に心が折れた。(しかし、全体的には好調だったようで、ニンフを使った釣り人は結構釣っていたらしい。)
早くも渚滑川から移動しようと決意した。


<今回のタックル>
ロッド:シマノ ライムストーン 885ー3
リール:セージ 
ライン:SA WF5F
リーダー:アクロン 3Xー12ft
ティペット:呉羽化学 グランドマックスFX 0.8号
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by rororon3rd | 2022-07-30 19:54 | トラウト釣行(北海道) | Comments(0)


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